今年の夏ゴルフはかなり暑くなるようです。分かっていながら灼熱地獄に飛び込むのがゴルフバカ。
無事生還するためのキーワードは“麦”なのかもしれません。
●ラウンド中は麦茶で身体のなかを冷やします
熱中症対策は水分、塩分、ミネラルを摂ることが大切です。
汗をかくと体内から塩分やミネラルが失われて、体の調整機能が崩れてしまいます。
コントロールが効かなくなると体に熱が溜まり、熱中症を発症してしまいます。
ラウンド中は、塩分と糖分を含んだ経口補水液を各ホール毎に飲みましょう。
合わせてミネラルを多く含み、体の熱を冷ます効果にある麦茶で喉を潤します。
特にミネラル入りの麦茶は、カルシウム・ナトリウム・カリウム・マグネシウムなども補給できるので、夏ゴルフにおすすめの飲料水です。
●昔ながらの麦わら帽子が一番涼しいようです
夏ゴルフは必ず帽子をかぶりましょう。
ある調査では、麦わら素材が熱中症に一番適しているというデータがでています。
帽子を被った時のなかの温度と湿度。
麦わら帽子→温度35.2度、湿度42.5度
ナイロン帽子→温度35.9度、湿度44.1度
綿帽子→温度37.4度、湿度43.1度。
また、ツバが広い→温度32.4度・ツバが前にある→温度34.4度・ツバが狭い→温度35.2度。
このようにツバの広い麦わら帽子が熱中症対策に効果的です。
●ラウンド終了後は冷えた麦酒よりも冷水シャワー
ラウンド終了後に冷水のシャワーを浴びて体温を下げることで、熱中症発症の防止と筋肉疲労の回復につながります。
冷水シャワーは心臓から遠いところから浴びるようにします。
まずはふくらはぎを十分に冷やし、腕、腰、胸、肩、頭の順に浴びていきます。
ラウンド終了後は冷えた麦酒より冷水シャワーを浴びましょう。
先人の知恵でしょうか、麦茶や麦わら帽子、それと行水が熱中症対策に効果的なようです。あとは朝食に梅干し入りのおにぎりを食べれば、完璧かもしれません(笑)